これまでの活動

【第2回関東大会】

2016年12月18日に第2回関東大会が開催されました。

詳細は以下の通りです。

 

議題:持続可能な開発のための2030アジェンダにおける目標1を達成するために

場所:新橋

使用言語:日本語

参加国:15か国

 

〈会議監督からのコメント〉

第2回関東大会には、計15名の方に参加していただきました。今回、参加される方々に事前に書いて提出していただいたポジション・ペーパー(自国の主張や政策を記入する用紙)に目を通すと、どの大使もしっかりと自国の状況や主張をリサーチできていると感じました。そのため、最終的に採択された決議には、教育や金融、技術援助やジェンダーなど、様々な観点から合計32個の主文が盛り込まれ、包括的な決議を採択する結果となりました。その一方で、様々な意見が提案されたために、議論をまとめるのに時間がかかってしまい、決議案の採択直前に慌ただしくなるシーンもあり、参加者の方々にとっては「時間を管理する」難しさと重要性を感じつつ、今後の会議行動に活かすことのできる良い経験にもなったと思います。 MUNbeeといたしましても、今回の会議で得られた反省を踏まえながら、皆さんにより良い会議を提供できるよう、努力してまいりたいと思います。

MUNbee 研究代表 西幹仁



【関西大会】

2016年8月10日に日本模擬国連関西事務局と共催で関西大会を開催いたしました。

会議の詳細は以下の通りです。

 

議題:持続可能な開発のための2030アジェンダにおける目標1を達成するために

場所:西宮市大学交流センター

使用言語:日本語

参加国:9カ国

  

〈会議監督からのコメント〉

今回の会議は、6月に開催した会議と同様の議題(「持続可能な開発のための2030アジェンダにおける目標1を達成するために」)で行いました。模擬国連会議に初めて参加するという方や、まだ会議の経験が少ないという方が多く、自国の政策を伝えたり、グループで意見をまとめ、すり合わせることに難しさを感じていたように見受けられました。特にDR(決議案)は、書き方が解らなかったり、自国の政策を文言化することに苦労していたように感じました。しかし、今回の会議では、運営の大学生が声をかけて疑問点を解消するなど積極的にサポートをし、参加した大使の方々も、慣れないながらも最後までしっかりと会議で動くことができました。最終的に1本のDRがコンセンサスで可決され、大使の方々にとっては、難しさを感じながらも、貴重な経験となったのではないかと思います。

我々MUNbeeとしても、今後会議を開いていくうえで、参考とすべきポイントも多く見つかったので、会議の質を上げることのできるよう努力していきたいと思います。また、今回の会議を運営するにあたり、共催としてご協力いただいた日本模擬国連関西事務局の皆様には、この場をお借りして、厚く御礼申し上げます。

MUNbee 研究代表 西幹仁


ダウンロード
持続可能な開発のための2030アジェンダにおける目標1を達成するために
関西大会で使用したBGです。実際に使用したものから少し修正を加えてあります。
MUNbee_BG_No.1.pdf
PDFファイル 823.9 KB


【関東大会】

2016年6月26日にMUNbee関東大会を開催いたしました。

会議の詳細は以下の通りです。

 

議題:持続可能な開発のための2030アジェンダにおける目標1を達成するために

場所:渋谷区地域交流センター上原

使用言語:日本語

参加国:14カ国

 

<会議監督からのコメント>

今回はすべて日本語で会議を行いました。多くの練習会議はスピーチと成果文書を英語で、交渉や議論を日本語で行っており、参加者からは新鮮だったという声が聞こえました。成果文書を日本語で書いたことで、成果文書の内容を、細かい表現に注意しながら、英語で書くよりも深く、具体的に書き上げることができたという声も多くありました。また、今回の議題である「持続可能な開発」(SDGs)のゴール1は、非常に多岐にわたる議論が可能であったため、リサーチが大変だったという参加者も少なくありませんでした。しかし、提出されたポジションペーパー(各国が自国の意見や政策を書く文書)を読んでみると、大変ながらもしっかりとリサーチできているという印象でした。
作成された成果文書は、27個の前文と20個の主文からなり、途上国への援助・技術支援、医療、教育、貧困層の自立支援、水と衛生、インフラ整備、ジェンダー、金融、保険、気候変動など様々な観点からの政策が盛り込まれ、最終的に全会一致で採択されました。
会議の参加者にとっては、細かい点で見れば反省点は色々あるかもしれませんが、全会一致で成果文書を採択できたこと、すべて日本語で行うという会議の中で、英語よりも深い内容の成果文書を書けたことなど、得られるものも多い会議だったのではないかと思います。

MUNbee 研究代表 西幹仁



【第1回 ガイダンス】

 2016年5月15日に、第1回ガイダンス(14:00~16:45)が国立オリンピック記念青少年総合センターにてが行われました。

 今回のガイダンスでは、会議初心者の高校生から、学校で模擬国連部に所属しておられる高校生まで、幅広い生徒が来てくださいました。

 まず第1部で模擬国連の成立した背景と会議の流れをお話し致しました。またMUNbeeの活動紹介と今後開催される練習会議についての話しをさせて頂きました。そして第2部のワークショップでは2か国間交渉を行いました。今回の2か国間交渉では、1対1で経済協定を結ぶための関税の基準を話しあってもらいました。

 質疑応答では、実際に高校模擬国連の全日本大会や国際大会に参加したMUNbeeのメンバーへ様々な質問があがりました。例えば「会議で交渉をするとき心がけていることは何か」「高校の模擬国連部ではどのような活動をするとよりよいか」「模擬国連で得たものを将来どのように活かしていきたいか」などです。

 参加してくださった高校生の皆様、ありがとうございました。

 

 〈プログラム〉

 第1部

・模擬国連とは? 成立の背景

・模擬国連とは? 会議の流れ

・MUNbee紹介

(休憩)

 第2部

・ワークショップ(2カ国間交渉)